GENRE ARCHIVE
分類: 宇宙論
一つだけ、近づいてくる光があった — 宇宙の膨張を、自分の機材で測り直す
「宇宙は広がっている」と教科書には書いてある。でも、それを自分の目で確かめた人が、どれだけいるだろう。僕は望遠鏡をかついで山に上がり、遠い銀河の光を自分の機材で測ってみた。宇宙が広がっていることは、確かめられた。問題は、そのあとだ。データのなかに一つだけ、理屈に合わない光がまじっていた。
空っぽな場所ほど、時間は速く進む — 宇宙の膨張を速める〈ダークエネルギー〉は、無いのかもしれない
時間の進み方が場所によって違うことは、実験ですでに確かめられています。その差を宇宙の大きさまで積み上げると、宇宙の膨張を年々速めているとされる謎の力〈ダークエネルギー〉は、実は存在しないのかもしれない——そんな対案が、いま真剣に議論されています。では、人が減っていく町でも、同じことが起きているとしたら。
距離ゼロの隣人 — 会えないのは、宇宙が広いからではない
宇宙人に会えないのは、宇宙が広大すぎるからだ。人類はずっとそう信じてきた。だが、水族館で「見えない光」で会話するシャコを取材した僕は、物理学者の物部澪に電話をかけ、探査の前提を問い直すことになる。もし相手が、僕たちには見えない「別の次元」に住んでいるとしたら——?