GENRE ARCHIVE
分類: ホラー
読めるのに、確かめると意味が消える日記 — 七十六年間、AIにさえ読み取れない文字を使い続けた人がいた
十五歳から七十六年間、誰にも読めない自分だけの文字で日記をつけ続けた女性が、今年亡くなりました。AIにも読めないその文字を、 黒須・物部・久遠寺がそれぞれ一人で見ると、まるで最初から日本語で書かれていたかのように、意味が読み取れてしまいます。 ただし、三人が読み取った内容は、それぞれまったく違っていました。
百人目のお客様 — 読み取った人が百人に達したQRコードは、消えたはずの店を開く
三年前のキャンペーンは、「100人目のお客様に粗品を差し上げます」という約束を、九十九人のまま残して終わりました。リンク先の商店街のホームページは、去年消えました。それでも、読み取った人の数だけは、いまも増え続けています。